第15回いずみ春の祭典(2005年3月5日)

  • 日時 : 2005年3月5日(土) 16:40頃(23番)
  • 会場 : 国分寺市立いずみホール (JR中央線 西国分寺駅前)
  • 曲目 : ムファット / 「調和の捧げもの」ソナタ第5番より「パッサカリア」

第15回いずみ春の祭典プログラム表紙

『市報国分寺』No.1009(2005.02.15)に第1回いずみ春の祭典(2004年)での演奏風景が掲載されました。

 第2回自主演奏会(2005年6月4日)

  • 日時 : 2005年6月4日(土) 13:30開場 14:00開演 *入場無料
  • 会場 : 国分寺市立いずみホール (JR中央線 西国分寺駅前)
  • 曲目 :
    • ヴィヴァルディ / 4声のソナタ 変ホ長調 “聖墓にて” RV130
    • ヴィヴァルディ / 弦楽のための協奏曲 イ長調 RV159
    • サンマルティーニ / リコーダー協奏曲 ヘ長調
    • ムファット / 調和の捧げもの」よりソナタ第5番

ちらし(PDF 85KB)プログラム(PDF 495KB)

 ヴィヴァルディ(1678-1741)の対位法的な魅力溢れるRV130とレトリックがちりばめられ不思議なテイストを持つRV159、2004年第1回自主演奏会で好評だったテレマン「リコーダーと弦楽のための組曲イ短調」に引き続きジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750)の名曲「ソプラノ・リコーダー協奏曲ヘ長調」、およびゲオルク・ムファット(1653-1704)の代表作「調和の捧げもの "Armonico Tributo"」(1682)から有名な「パッサカリア」を含むソナタ第5番を取り上げました。

 2004年が没後300年となるムファットの作品は、ゆったりとしたアルマンド、そして間にフーガを挟む2曲のアダージョのあとに“グラーヴェ”のパッサカリアが続く、演奏時間が25分を越える大曲です。遅い楽章の連続ですが、現在の「くにバロ」にぴったりとあつらえたような、まるでオーダーメイドのドレスを着ているような作品でした。

 おいで頂いたお客様からは、「皆さんが信頼感でつながっているのがよく伝わってきます」とご好評を賜りました。ご来場いただいた皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。