第16回いずみ春の祭典(2006年3月4日)

  • 日時 : 2006年3月4日(土) 16:30頃(23番)
  • 会場 : 国分寺市立いずみホール (JR中央線 西国分寺駅前)
  • 曲目 : コレッリ / 合奏協奏曲 ニ長調 作品6-7

 第3回演奏会(2006年6月3日)

  • 日時 : 2006年6月3日(土) 13:30開場 14:00開演 *入場無料
  • 会場 : 府中文化振興財団:芸術劇場 ウィーンホール (京王線 東府中駅北口下車徒歩6分)
  • 曲目 :
    • リュリ / 「アルミード」よりパッサカーユ
    • コレッリ / 合奏協奏曲 ニ長調 作品6-7
    • コレッリ / 合奏協奏曲 ハ長調 作品6-10
    • G.B.サンマルティーニ / シンフォニア ト長調

ちらし(PDF 147KB)プログラム(PDF 332KB)

 ヴィヴァルディ(1678-1741)の対位法的な魅力溢れるRV130とレトリックがちりばめられ不思議なテイストを持つRV159、2004年第1回自主演奏会で好評だったテレマン「リコーダーと弦楽のための組曲イ短調」に引き続きジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750)の名曲「ソプラノ・リコーダー協奏曲ヘ長調」、およびゲオルク・ムファット(1653-1704)の代表作「調和の捧げもの "Armonico Tributo"」(1682)から有名な「パッサカリア」を含むソナタ第5番を取り上げました。

 2004年が没後300年となるムファットの作品は、ゆったりとしたアルマンド、そして間にフーガを挟む2曲のアダージョのあとに“グラーヴェ”のパッサカリアが続く、演奏時間が25分を越える大曲です。遅い楽章の連続ですが、現在の「くにバロ」にぴったりとあつらえたような、まるでオーダーメイドのドレスを着ているような作品でした。

 おいで頂いたお客様からは、「皆さんが信頼感でつながっているのがよく伝わってきます」とご好評を賜りました。ご来場いただいた皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

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 お忙しい中、たくさんのご来場ほんとうにありがとうございました。団員一同心より御礼申し上げます。

 憧れの府中の森芸術劇場ウィーンホールでの演奏会でした。ホールの素晴らしい音響に支えられ、いつも練習で行っているのと同じような演奏、背伸びをすることなく自分たちの今の姿を音にすることができたように思います。

 おいで頂いたお客様からも「楽しそうに演奏しているのがよく伝わり」「みて楽しく、聴いて楽しい」演奏会だった、と御高評を賜りました。また、自主演奏会としては初めてヴァイオリンの対向配置を採用しましたが、意味を持って響かせることができたのは、ウィーンホールという素敵なホールに出会えたからだと感謝しております。